白米は温めないで食べるほうが痩せるって知ってた?
冷たいごはんなんはイヤかな・・・
最近は日中にお弁当が暑くなってしまわないかと保冷材を入れて持たせています。夕食は帰ってくるタイミングが違うので個々で配膳しているけれど、炊飯器の保温機能はなんとなくいつもオフにしているので(ちょこっと節約も兼ねて)レンジでチンしてね、なんてよく言ってました。
レジスタントスターチって何?
大好きなお米のこと、いろいろ知りたくてこのブログを立ち上げてみました。毎日の食事のこと、もっと何か有益な情報はないかと色々と調べつつ糧にしたいなと。そうこうしていると、この「レジスタントスターチ」のことを知りました。なんだか聞き慣れない横文字はめんどくさいな~でもなんだかよさそうです。
「レジスタント」は英語で抵抗するという意味。「スターチ」は英語でデンプンという意味。だから、合わせるとテンプンである糖分が体に吸収されちゃうことに抵抗するという意味になるみたい。
水の底にたまった沈殿物という言葉から澱粉「デンプン」と名付けられたんだとか。ジャガイモなどが育つときに植物の光合成で、水と空気中の二酸化炭素から出来たブドウ糖分子がいくつもつながったものが「テンプン」なんだって。つまり「糖分」になるんだね。いっぱいとりすぎちゃうと太りそうで怖い!
なんで冷やご飯でダイエットなの?
炊いた後時間のたったそのままのご飯でもいいけれど、さらに効果を上げたいときは、炊きあがって粗熱をとったあとに小分けして冷蔵庫で冷やしてしまうんだそう。そうすることで、ダイエット効果のあるレジスタントスターチの含有量が増えるんだとか。
一度、冷やしておけば、食べる30分前くらいに冷蔵庫から出してしまっていてもレジスタンントスターチの量が変わらないのだそう。少し常温になるくらいだとより食べやすいかもしれないですね。
温かいおかずやお味噌汁と一緒に食べてもその効果は変わらないのも安心です。ダイエット目的なら、お昼のお弁当もわざわざチンしなくてもよいのかもしれないね。職場になくてそもそもチンできないよという人もいるかもしれないけれど。
加熱後に5~6度で冷やすのがいい
お米の中の繊維質を高めてくれる冷蔵テク。ちょっといいかもしれない。もちろん炊き立てのごはんもおいしいけれど。タッパー余ってたかな。
ポイントはよく噛むこと
冷やしたデンプンは食物繊維と同じ働きをするようになるらしいので、自然とご飯を噛む回数が増えるのだとか。目標は一口で30回!たくさん噛むといろんなよい効果がありそうですよね!
せっかくなら誰かと一緒に食事をとるのが理想的。ゆっくり噛みながら、今日の出来事とか、おしゃべりできたらいいね。沢山噛むことて頭がさえたり、脳がすっきりすることもあるみたいだから、面白い話も浮かぶかもしれない。楽しい食卓が一番なんだけどね。
それから、沢山噛むことで顔の骨格と筋肉が鍛えられて、表情が引き締まるのだとか。人間の体は、夜から朝にかけて脂肪をためてしまうそうなので、夜はカロリー控えめがいいですよね。できれば眠る3時間前には食事を済ませたいものです。
糖分が小腸で吸収されにくくなるとか
同じ量、同じカロリーのご飯でも温かいご飯VS冷たいご飯温で小腸での吸収され度が違うそうです。温かいご飯だと、ほとんど小腸で吸収されるんだとか。血糖値が上がりますね。
一方で食物繊維の度合が増えている冷たいご飯は、小腸で吸収されにくいのでカロリーを抑えられ、血糖値も緩やかになるんだそうです。小腸で吸収されなかったものは、そのまま大腸へいき大腸菌によって発酵し一部吸収されますが、残りは便によって排泄されます。食物繊維には、上手に体の中をたくさん掃除してほしいですね。
デンプン代表格ジャガイモも同じ
(photo by raice-meaning)
じゃがいもには、ナントごはんの1.5倍のレジスタントスターチが入っているのだそう。マッシュポテト、ビシソワース(冷製スープ)も高い効果あり。冷やすだけでレジスタントスターチの含有量が増えるというのは知っておいてソンのない知恵かもしれませんね。
ポテサラもいいかも。豆乳+お酢+オリーブオイルを使うことによってマヨネーズの代用にもなるから、おいしくヘルシーに楽しんでみるのも。
冷たいごはんなら、冷汁もいいかもしれないね。実家の裏庭にはミョウガが生えていたから夏は食べ放題だったのだけれど、スーパーだと2つで100円くらいするからちょっとケチりたくもなってしまいます。頂いたキュウリでチカジカ美味しい冷汁を作ろうかなと考えてしまいました~
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レジスタントスターチ。応用するなら、タイ米もいいらしい。粘り気のある日本米。より粘り気のないパサパサのほうが食物繊維が多く、冷やすとさらに増えるんだとか。たまにはタイ米も使いこなせたら楽しいかも。また、ゆっくりレポートしてみたいです。